糖尿病は初期段階では自覚症状がありません
症状がないまま放置しておくと、神経障害・網膜症・腎不全・脳卒中・心筋梗塞などの合併症を引き起こし、深刻な事態に発展します
多くの合併症のリスクがあるため、早期に受診・治療し、重症化を防ぐ事が大切です
診察日 | 火・水・金・土 (いずれも午前のみ) ※予約制 |
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専門担当医 | 糖尿病専門医 |
対象者 |
糖尿病が疑われる方 |
お問い合わせ |
予約制です 初めて受診される場合はお電話ください |
※手話による聴覚障害の方の診察も可能です
※管理栄養士による栄養指導もおこなっています
糖尿病の原因
糖尿病はすい臓のはたらきが弱くなり、血糖値が高くなる病気です
1型糖尿病と2型糖尿病があります
1型はインスリンを作っているすい臓のβ細胞が、自分自身の免疫システムによって破壊され、すい臓が機能しなくなることが原因で発症します
2型はインスリンのはたらきが弱くなる、はたらきを阻害する物質が出るといった複数の遺伝因子に食べ過ぎや運動不足といった環境因子が加わることで発症します
糖尿病患者の約95%は2型糖尿病です
糖尿病の主な症状
- 空腹感やのどの渇きがひどくなる
- 疲労感
- 残尿感がある
- 皮膚が乾燥して痒い
- 目がかすむ
- 手足のしびれ
糖尿病治療について
糖尿病治療には、生活習慣の改善・食事療法・運動療法、内服薬での治療、インスリン療法のサポートがあります
1. 生活習慣の改善・食事療法・運動療法
糖尿病専門医が丁寧に問診をし、個々の生活習慣にあった指導をいたします
必要に応じて管理栄養士や看護師も加わり、指導・アドバイスをおこないます
食事療法は特定の飲食品を禁止するものではありません 食事と運動の量やバランスを考えていきます
2. 内服薬での治療
生活習慣の改善だけでは状態の改善が難しく、身体に負担がかかる場合は内服薬を処方いたします
薬をはじめたら一生飲み続けなければいけないと思う方がいらっしゃいますが、身体の負担が改善し薬に頼らなくても健康な状態が保てるようになれば薬はとめられます
3. インスリン療法
内服薬での治療と同様です
インスリンが出せなくなっている状態ですので、改善するためには少し長期になるかもしれません
すい臓が健康に戻る余力がなくなるまでダメージを受けると一生使用していかなければいけません